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次の日、いつものように大学に向かい、Aと一緒にお昼を食べていた時。

嵐は突然やってきた。
 
 
 
 
 
 
 

サキ「………!!!!ほら!!やっぱり!!!まだこの女と一緒にいるじゃない!!」


佐久間「………は?なんでここに?」


サキ「大介、目を覚まして!!この女はほんと疫病神なんだから!離れて!!」


「…………っ」
 
 
 
 
 
 

いきなりすごい勢いのサキがやってきて、突然Aを罵倒しはじめた。
いや、なんでいるんだ、というか、まだAに怒ってたのか。


サキの突然の大声に、なにが起きたのかと周りの目がこっちに向き、ザワザワしはじめた。
 
 
 
 
 
 

佐久間「ちょ、人も見てるから、とりあえず向こう行くぞ」


サキ「嫌!大介、この女のせいで別れるとか言ってるんでしょ!この女が悪いんだから!!」


佐久間「……お前、まじでそれ以上言ったら、許さねーぞ」


サキ「……っ!」
 
 
 
 
 
 


怯えてびびっているAを後ろに隠し、怒りたっぷりにサキを鋭い目つきで睨んだ。
 
 
 
 
 
 
サキ「……わたしなにも間違ってない。あんたのせいだから」


「………っ、あの、わたし……」


佐久間「A。何も言わなくていい。Aはなにも悪くないから」


サキ「……ほら!そうやって!」

 
 
 
 
 

あーーー、まじでうるせぇ。
なんなのこいつ?大学まできて言うか?!
Aも怯えてるし。
もーーーいいや、ケリつける。
 
 
 
 
 
 
 
佐久間「つーか、お前こそ、男いるんじゃねーの?」


サキ「………え?」
 
 
 
 
 


驚き固まった様子のサキにつめよった。
 
 
 
 
 
 
 

佐久間「上手くやってたつもりかもしんねーけど、バレてるから。あ、いや、浮気を責めるつもりはまじでないから安心して。俺と別れてその男のほう行ってくれて全然いいから」


サキ「………してない」


佐久間「は?」


サキ「浮気なんてしてないし!私には大介だけだもん!」
 
 
 
 
 
 

はぁー??なに?なんなの?まじで意味わからん!!
なんでこんなに頑なの?
 
 
 

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作者名:ねこ | 作成日時:2024年3月28日 14時

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