俺の嫁は甘いものが好き。 ページ15
駅前にAちゃんの好きそうなケーキを売ってるキッチンカーがあってお土産にと残り少ないケーキからAちゃんの好きそうなのを買って家に帰る。
向「ただい…ま?誰の靴?」
玄関入るなりサイズからして明らかに男もんの靴が玄関に揃えて置かれててお客さんが来てるのはわかったけど家に連れてくるような仲の男がAちゃんの交友関係におったかどうかが思い出せん。結婚式で1人男友達呼んでたけどあの人こんな靴デカなかったと思う。
『康二君?おかえり〜』
向「あ、ただいま。なぁこの靴誰の?」
『岩本さんの』
向「照兄!?」
俺が帰ってきた事に気づいてくれたAちゃんがお出迎えしに玄関に来てくれたから靴の持ち主ついて訊ねるとまさかの照兄。
急いでリビングに行ったら嬉しそうにテーブルにケーキを並べてる照兄がおった。
向「何してんの!?」
岩「あ、康二おかえり。お邪魔してます」
向「いや…うん。なんで?」
岩「実はさ_」
__
岩本side
今日はケーキが美味しいって評判な喫茶店が月に1度駅前にキッチンカーでケーキを売りに来る日。
毎度仕事の関係でずっと行けなかったけど今日はオフと被ったから漸く念願のケーキを帰るとキッチンカーに来たら見慣れた後ろ姿の女性がいた。
岩「すみません」
『はい?…あ、ひ…岩本さん!?』
岩「やっぱAちゃんだwやっぱりここのケーキ?」
『はい!ただ…種類多くていっぱい食べたくても私そんなに食べれんからいっつもなくなく2個だけw』
岩「…ならさ俺も2個買うから全部半分ずつにして分ける?康二家にいる?」
『今ちょっと出てますけどすぐ帰るって…え、いいんですか』
岩「俺もいっぱい種類食べたいしw」
__
岩「って事があってw」
『康二君モンブランでいー?』
向「なんで俺だけシェアから外されて単品なんよ!…てかその言うてたキッチンカーって__駅?」
『うん』
向「俺も買ってきてるw」
岩「マジでw?」
向「Aちゃん好きそうやな思ってお土産にw」
Aちゃんケーキなら頑張って2個くらい食べる思ってAちゃんの2個と俺の1個の3個。
2人が買って来てくれて自分らの4個と俺の1個の5個。
『あらま』
岩「流石に8個は多いなw」
向「どないしよw」
『ミントティー淹れて食べよっか!』
岩向「「え」」
向「口の中あっま…」
岩「ミントティー助かったぁ」
『4つ分はやっぱお腹いっぱいになるねぇ』
甘いもの好きすぎるAちゃんだけは甘さでのダウンじゃなくて胃袋のキャパでダウンしてた。
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作成日時:2023年10月12日 23時