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俺の嫁は怖がり。 ページ39

雨が続いてる今日この頃。阿部ちゃん曰くそろそろこの雨もおさまるらしいけどその代わり今日くらいから雷が鳴るかもしれんらしい。


向「そらアカンわ」
阿「康二雷そんなに苦手だった?」
向「いや、俺も得意ちゃうけどAちゃんが雷めちゃめちゃ嫌いやねん。最悪泣く」
阿「あらら、今回の雷結構大きいかもだから注意してあげて」
向「せやな。早よ帰るわ」
渡「お前、Aちゃん泣かせたらマジで許さんからな」
向「しょっぴーはAちゃんの何やねん」
渡「Aちゃん俺の推しだから」


人の嫁推しにすなよ。

仕事が終わってすぐに帰宅。音は今んとこ大したことないけどちょっとゴロゴロと雷が鳴ってる。
この程度ならAちゃんも大丈夫やろうけどもし大きくなったらアカンし早足で帰る。


向「ただいま〜」
『康二くんおかえり〜』


いつものように出迎えてくれたAちゃん。雷には気づいてなさそうで大丈夫そうと安心した瞬間に


ドーンッ
ブチっ


『!?!?!?こ、康二くん…どこ…』
向「びっっっくりしたぁ!…大丈夫大丈夫ココおるよw手伸ばして」
『…お、おったぁ』
向「停電は焦るなぁw」


めちゃめちゃデカい音の雷がして停電した。
見えんくてもわかるくらいにあわあわしてるAちゃんの手を握って復旧を待つ。


『し…死ぬ』
向「死なへんwすぐに電気つくから落ち着いて…ほらついた」
『び、びっくりしたぁ…康二くん帰って来てくれててありがと…』
向「半泣きやんw怖かったw?」
『めっちゃ怖かった…』
向「早よ帰って来てよかったわw中入ろ、紅茶淹れたるわ。桃と洋梨どっちがいい?」
『桃』


手を繋いだままようやく玄関から離れてリビングへ。ソファーにAちゃんを座らせて紅茶を取りにキッチンに向かうけど後を付いてくるAちゃん。なんかピクミンみたいやw


向「すぐに行くでw?」
『もしそのすぐの間にまた停電したら死ぬよ私は』
向「すぐ死ぬやん」
『マンボウ並みにすぐ死ぬねん』
向「そらアカンな」
『だから守ってくれないと死ぬ』
向「責任重大すぎるw」


よっぽどさっきの雷が怖かったんか普段よりか弱いアピールが凄いw


雷の他にも、虫、オカルト、暗闇、高い場所、大きい音等々。Aちゃんの恐怖対象は多い。
正直俺やしょっぴーよりもビビリかもしれんってくれらいのビビリ。

一般人じゃなくて芸能界におったら間違いなくドッキリ仕掛けられまくる人材やでホンマにw

俺の嫁はちょっと口が悪い(らしい)。→←俺の嫁は動物(特に猫)が好き。



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作成日時:2023年10月12日 23時

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