episode17 ページ18
俺達は急いで生徒会室に行った。
俺達2年以外はみんな来ていて、俺達の慌てぶりに驚いていた。
zm「グルッペン聞いてや！」
gr「どうしたんだゾ？」
rb「転校生が来たんやけど…そいつの名前が、シャオロンやねん、」
2年以外「⁉」
syp「そ、それホンマっすか？」
kn「あぁ…」
syp「じゃあ朝のはやっぱり、」
em「何かあったん？」
syp「あぁいや、朝、シャオさんっぽい人とぶつかったんすよ、」
ht「シャオロン連れて来れないの？」
ut「…記憶がないんや。」
os「…は、？」
to「俺達のこと…覚えてなかった、」
シャオロンは俺達を覚えていない。
まぁ、前世の記憶がないことは普通当たり前なんやけどな、
『そん、な…』
A…辛いよな。
前世の実の兄に忘れられてるんやから。
syp「なんで…迎えに来る言うてたやん…」
ショッピくんは悲しそうにそう呟いた。
syp「っ、」
ci「ショッピ、⁉」
ショッピくんは生徒会室を飛び出した。
しばらく沈黙が続く。
『………ごめん、私戻るね、』
ci「…俺も戻ります、」
ショックが大きいんやろうな…
当たり前か………
rb「俺も戻るな、」
俺も俺もとみんな戻っていった。
最後に残ったのは、俺とグルッペン。
gr「…戻らないのか？」
zm「お前こそ…」
gr「………こんなにもアイツの存在が大きくなってたんだな、ｗ」
zm「……アイツは、俺達の太陽やったからな。」
gr「、！…そうだな。」
お前がおらんと、ダメなんや。
やから…はよ戻ってきてや、シャオロン…。
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作者名：ミミ | 作成日時：2023年12月4日 17時
