【d！】俺の本当の気持ち (ページ8)

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episode7 ページ8

次はどこ行こうかな～

…ん？あのベランダにいるの､､､

sha「大先生やん。」

タバコ吸ってるんか。

行ってみよ。

ut「ふう…」

ut「…なんで、シャオちゃんを守れなかったんやろ､､､」

sha「…」

ut「俺のせいや､､､俺が…ｯｯ」

なんで…なんでみんな自分のせいにするん？

お前らは、悪くないやん。

俺が全部、悪いんや。

ut「…そこにいるんやろ？シャオちゃん。」

sha「…は？」

えっ、ちょっと待て。

この流れ、前にも見たぞ。

sha「お前霊感あんのかよ。」

ut「うんw姿は見えないけどね。」

sha「えぇ…」

ut「…シャオちゃんは、この我々国で、俺達幹部と一緒にいて、楽しかった？」

sha「うん。今までで1番、楽しかった。」

ut「そっか､､､よかった。」

そう、悲しそうに言った。

ut「シャオちゃんが死んだ後…みんな、しばらくずっと泣いて立ち直れなかったんや。」

ut「そんなとき、ゾムとAが言ったんや。「シャオロンが守りきったこの国をそのバトンを、繋がなあかんやろ。」って…。「シャオロンに会ったとき、シャオロンの分まで守ったよ、って、言えるように。」って…」

sha「そう、なんや。」

ut「うん。そりゃあそうだよね。泣いてたって悔やんでたって。もうシャオロンは戻ってこない。」

ut「そんなことしてても、何も変わらないもんな。」

sha「､､､そうやな。」

ut「シャオちゃんはなんで幽霊になったん？」

sha「…心残りが消えるまで、成仏できないんやって。」

ut「心残り？」

sha「おん。しょーじき、自分でもその心残りがなんなのかわからへんねん。」

ut「ふ～ん…」

sha「まぁでも、お前らが来るまでには無くすから、安心しいや。」

ut「…ふっ。わかった。」

sha「そろそろ戻って書類したら～？」

ut「せやなぁ…。てか最近、トントン怒らなくなったんよ。もう、怒る気力もないのかもしれへんけど…」

sha「…そっか。」

ut「…シャオちゃん。」

sha「何～？」

ut「…来世は、戦争なんかない、平和な世界で、会えるとええな。」

sha「､､､せやな！」

大先生は戻って行く。

大先生…俺の分まで幸せにな。

そっちは頼んだで。